囲碁

「君の名は。」と囲碁との共通点

「君の名は。」を観てきました

先日ようやく「君の名は。」を観てきました。

「一人で観に行ってもカップルだらけはキツイ・・・。」

という理由で、これまであまり関心が湧かない振りをしていたのですが、
友人のススメにより観てきました。 

感想としては、

「良い話だけど、そこまでではない!」というもの(異論認めます)。
期待値を上げすぎていたんですかね。

影響を受けたところとしては、

「自分も運命の人とすれ違うかもしれないから、今度からは電車のドア付近に立とう」
と思ったことくらいです(笑)
 

境界がキーワード

「君の名は。」の中では【境界】という要素が
いろんなところで盛り込まれているなぁ、と思いました。

「誰そ彼時(黄昏時)」という言葉を軸として、
 
・現在と過去

・都会と田舎

・この世とあの世

・男性と女性

など数々のストーリーの布石が次第に重なっていく様子は心地よくもあります。

境界〜連想できるものは一つ〜

【境界】という言葉から連想できることは一つ。
 ・
 ・
 ・
そう、【囲碁】ですね。
 
 
囲碁では

・自分の思考を「碁盤」という、現実世界とは境界を隔てる空間に集中させ、

・黒と白の対極な色の石を用い、

・陣地の境界線を作っていきます。
 

序盤で打った手は、時間が経過するにつれて「過去」となり、
ある局面の「現在」から見れば当時その石に込めていた想いは変化し、

さらに活用する時もあれば、捨て石として捨てる決断をする時もある。
 

そうして自分と相手という向かい合った2人が、
自分の陣地を作るべく互いの石の【境界】を創っていく。

 
また映画の中でキーワードとなる「誰そ彼時」については、
「昼でも夕方でもない、人の輪郭がぼやける時間」みたいな感じに説明されていて、
それが映画の一瞬のクライマックスに現れます。

 
囲碁もこれと同じで、勝負どころになるのはいつだって「どちらがどういう風に打っていればよかったのか」なんて分からないような、無限に変化があると思ってしまうほどの灰色の局面

盤上における「誰そ彼時」が終わった頃には、必ず形勢判断ができる局面になります。

そしたらまた別エリアの「誰そ彼時」に向かって、
まるで彗星のように盤上のあちこちで黒と白の火花を散らす。

 
こういった【境界】をめぐるやりとりが、

彩りがキレイと評判の「君の名は。」にも劣らない、
黒と白のたった2色で描く囲碁の世界なのです。

 
囲碁も「君の名は。」も、【境界】を軸にしている。

それが一番の共通点だと思います。

まだ公開中の劇場もあるので、鑑賞される方はぜひ囲碁を意識して観てください!!

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